本日の講話者は、東京都杉並区東倫理法人会の石黒順子幹事にお越しいただきました。
上市町出身で、現在は杉並区でピアノ音楽教室を主宰され、自らもシンガーソングライターとしてご活躍されているパワフルで魅力的な女性です。
小学校からピアノをはじめ、ピアノ教師を目指すも、高校ではテニス部で活躍。その後に短大に進学し学生生活を謳歌された経験をあからさまに楽しくお話されました。
そうした中、突然、指先が自由に動かなくなるというジストニアを患い大好きなピアノから遠ざかることになり、自らの経営していた事業もうまくいかない状況に陥ったときに倫理法人会に入会されました。
倫理法人会は「経営者の学校」といわれながらも、最初入会したときは、「い・わ・か・ん」を感じられたとのこと。その後に「両親への感謝」や「お役を受けること」の大切さを倫理を学ぶ中で知り「仲間の応援」によって、14年間封印していたピアノを弾くということを改めて決断し演奏会も企画されたそうです。
しかし、演奏会を決めたものの、ジストニアの影響で上手に弾けないことで人前での演奏を躊躇していたところ、倫理の仲間から「順子さんの上手な演奏を聴きに来たんじゃない!順子さんの頑張りを見に来た!」といわれ、うまく弾かなければいけないというプライドが邪魔していたことに気づき「心のもち方」の重要性を倫理の仲間から学ばせてもらったという経験を紹介されました。
できるできないじゃない!
やるかやらないか!
いらない自らのプライドや「我」を捨てることにより、本来近くにある幸せに改めて気付かされることが非常に多いということを学ばせていただいた貴重な朝のひとときとなりました。