本日の講話者は、前夜の倫理経営講演会に引き続き、一般社団法人倫理研究所の中西浩名誉研究員の熱い熱い、講話を拝聴いたしました。

近時、日本人が選ぶ美しい言葉とは何か…、１位は「ありがとう」（これは誰もが納得）、２位は「さようなら」…、今はほとんど使われなくなった言葉。本来、我々日本人が先人から受け継ぐべき大切な文化や伝統を見失い、本質的なことは何もわからずに過ごしている。これでいいか…

自分自身の心や社会の中に、ニセモノが多い時代に、しっかり自分の人生を見つめ直し、「本物」になるために条件をつけずに自分の信じたことをやり通すことが重要であり、やりもせずにできないとか自分自身に条件をつけてはいけないと、今の時代を生きる我々の心に「渇！」をいれていただきました。

経営たるやなんぞかという本旨についても、自らの足下を「掘る」ということは、何時も大切であり、つねに自らを見つめ直すことの重要性が経営者には大切なスキルであるということは非常に心に染み渡るものとなりました。

多くの情報が飛び交う現代において、真か偽かもわからない自分自身にとって都合のいい情報に振り回されることをやめ、今一度、我々にとっての基本となる、あいさつや後始末の大切さと向き合い最後までやり切るということを、早朝の朝焼けに映えるまぶしい朝日に改めて誓った本日のスタートとなりました。