こんにちは。富山市倫理法人会の島田渉です。

江戸川区倫理法人会会長　福場 敏夫氏の講話をお聞きして、先ず持って大変苦難の多い人生だったというのが伺えました。先代の借金の処理、お父様お母様を憎んだ日々。

そんな折、倫理との出会いがきっかけでその思いが変わってV字回復を果たしたとのこと。

毎回講話を通じて「自分と被るところはないか」と考えながら聞くのですが、今回もかなり被っている部分がありました。

私も父の後を継いで2代目として会社を営んできました。一緒に仕事していた時期が8年ほどあり、そこでわかった事は、父はお客様との約束、特に納期については必ず守るという信念を持っていました。

それで多くのお客様に慕われていたのだと思いましたが、私が気に入らないのが、安請け合いのし過ぎに見えたことでした。

世間相場のほぼ半額くらいで請け負って、元々運転資金の借入がかなりあった事もあり、少しは儲けようという気にならんのかと歯向かったものでした。

そこから関係性は悪化しそのまま父は他界。

これで思うように商売が出来ると意気込んでいましたが、父を慕っていたお客様は皆離れていき、私が会社勤め時代に得た顧客では全然足りず、新規開拓に苦労をしたことが思い出されました。

そこで、今回の家系図の話です。作成に至るまで今まで疎遠だった人たちとの出会いを通じて先祖への思いが芽生えたとお聞きしました。

私はこれまで先祖について全く関心がなく父しか見ておりませんでしたが、もしかしたら家系図を作って辿っていったら、父の思いがどのように芽生えたか何かわかるかもしれないと少し心が動かされました。

家系図がどれほどの力を有するかはまだ半信半疑ですが、これをきっかけに、私の会社は今V字の底の方を彷徨いVどころかWの下の方ばかり居りますが、何とか回復できろよう頑張っていこうと思いました。

元を忘れず、末を乱さず。今回の講話の後、何度も読み返しております。祖父祖母は尊敬することはできても、思いを直接伝える事はできません。

今できるのは私の実母と義母の二人のみ。仕事にかまけてお粗末になりがちですがそんな中でもふと我に返り親を大切にする心を養いたいと思うきっかけとなる講話でした。

執筆者：島田渉　富山市倫理法人会 会員／株式会社たつみ自動車 代表取締役

＜次回モーニングセミナーのお知らせ＞

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4/11（木）6:00-7:00

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業種・職種問わずどなたでも、お気軽にご参加ください。

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