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10月21日の第14回となみ野倫理法人会のモーニングセミナーは、富山市倫理法人会 ガラス造形作家 小島 有香子 氏を講師にお迎えして開催いたしました。
会員スピーチは、となみ野倫理法人会会員 (有)ジップ 営業企画をされている浄土 恵子 氏のスピーチでした。昨年10月に入会して、最初は朝早くからセミナーに参加するのが苦痛で、もともと胃腸が弱かったこともあり、腹痛になるのではないかと半年間は不安でなりませんでした。それが今では、どんな講話が聴けるのかわくわくしながら参加しています。営業を30年間してきたけれどしゃべるのが大の苦手。今回、会員スピーチを頼まれた時は少し躊躇してしまったことが心残りでした。これからは「はい、喜んで」と言って受けようと決意されたことを報告発表されました。倫理法人会のモーニングセミナーに参加することで、浄土氏の積極的で前向きに変化されている姿と人柄が溢れるスピーチに、参加者の皆さんが共感し盛大な拍手が会場内に響き渡っておりました。
小島氏の講和では 「 素直に自分らしく 」 と題して、主にガラス造形の活動についてご講話くださいました。ガラス造形の個展がメインの活動で、海外のホテルに作品を納めるなど国内外でご活躍されています。高校時代は県内有数の進学校に入るも劣等感を持ち、しかし工芸の選択授業がとても面白かったため、卒業後は美術大学に進みガラス工芸と出会った。卒業後は就職活動に失敗してしまい、アルバイト三昧の生活を送っていることを父親に叱られそれを機に心機一転、富山のガラス造形研究所に挑戦し無事入学できました。それからは国内外の数々の賞を受賞し、NHKの番組にも出演するに至りました。これまでは順風満帆なように見えるけれど、実は心身を病んでしまった時期もあった。しかし、その苦難の中で、マラソンと登山と出会ったことで、病から立ち直り前よりも健康になることができた。コロナ過では工房が使えず活動ができなくなったことも、しかし、それによって今の夫と出会うきっかけを与えてくれました。ガラス工芸家として成功し活躍されている小島氏のイメージからは想像もできないお話から、「苦難は幸福の門」という言葉が思い浮かぶ講和でありました。苦難の中でも「 素直で自分らしく 」生きることの大切さを教えて頂きました。
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