今回は、富山市倫理法人会 運営委員 杉田 健司さんより、「大日小屋夏休み日記」と題して講話をいただきました。
杉田さんは、7月〜10月は大日岳にある山小屋「大日小屋」運営、オフシーズンはギター製作のお仕事をしておられます。「大日小屋」への湧き水ポンプアップや長年かかった山道整備の苦労話、小屋開き(夏)・小屋閉め(冬)など運営の大変さがある一方、小屋から見える素晴らしい眺望の写真も拝見し、楽しく拝聴させていただきました。
そんな杉田さんですが、お祖母様から「大日小屋」を引き継いだ最初の年は何もかもが上手く行かず、挫折。5年ほど山から離れていた時期があったそうです。
奥様との出会いもあり、また山小屋運営を再開された決意に、感銘を受けました。というのは、私自身、学校時代に目指した夢を挫折し、そのまま現在に至っています。もう一度、大変な事に挑戦してみようと思われた杉田さんの行動力に勇気をもらいました。
また、もうひとつ印象的だったのが、コロナの影響を受け、営業が上手くいかなかった時のお話です。お祖母様からも「もう辞めたら?」と言われ、そのタイミングで倫理指導を受けた杉田さん。
「なぜ山小屋を続けて来たのか?」と自分について整理したとのことです。「杉田がこの山を守る」という使命に気づき、お祖母様から引き継いだ大切な「大日小屋」を息子へ引き継ぐと決意した杉田さんは、今まさに、その使命を全うされています。
10月26日の「万人幸福の栞」輪読テーマ「13条 本を忘れず、末を乱さず」
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私たちは本(もと)を忘れがちです。
初心を忘れ、受けた恩を忘れるから、いつしか怠け、過ちをおかします。
本(もと)を忘れないで、後始末を徹しましょう。
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上記の法則を今一度、学び、考えさせられた講話でした。杉田さん、大変貴重な講話をありがとうございました。
執筆担当:富山市倫理法人会 法人会員
株式会社グラフ 山元
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11/2(木)6:00-7:00
【講話テーマ】人材を人財に。 今いる社員と創り上げる“ここで働きたい”と思う会社
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業種・職種問わずどなたでも、お気軽にご参加ください。
作業服など、日常に差し支えない服装でお越しくださって構いません。